>>651
見るって俳句では禁止じゃなかったっけw
”見てゐたる”という表現は、落ち着いて実際見ている風景と記憶の風景を
識別できるひとじゃないと出ない気がする。
なかなか奥が深いよ。
パクリ云々で騒いでいる奴らはこの辺の感覚が分からないからだと思うので。
ところで、この句に影響されて496の句を作ったの?
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いや違います。どちらかというとこの句かな

もう泳ぐことのない海を見ている

作者は忘れたてしまったが、この句の感覚で作りました。

ちなみにこの「海をみている」の句は全国俳句大会で正木ゆう子と坊城俊樹が
5万句の中から共に特選句にした句です。
作者の諦観の気持ちや人生を俯瞰する視線があるようにおもいました。

それと茅ケ崎市営球場のレフト裏に国木田独歩の碑で

永劫の海に落ちて行く世世代代の人の流れが僕の前に横たわって居る

とあります。これは独歩が死の14日前に詠んだとあります。