コピ・ルアクを焙煎したる十三夜

コピ・ルアクとはジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。
「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地
での呼び名である。コピ・ルアクの起源はインドネシアである。
この猫の何が珍しいってこの子はコーヒーの実を食べるのです。
そして消化されずに排泄されたコーヒー豆がコピ・ルアクとなります。
この猫は本当に熟れた美味しいコーヒーの実しか食べません。
したがってこの猫のウンチから取った豆はどれも選りすぐりの良いモノなのです。
またネコ腸内の消化酵素の働きによってアミノ酸が分解されてコーヒー豆に独特の風味が加わります。
それが他のコーヒーには出せない絶妙な味わいとなって多くの人を惹きつけるのです。
ちなみに1匹のジャコウネコから1日に取れる豆の量はたったの3グラム!!

コーヒー1杯8000円するらしい。
しかし十三夜の満月の光を受けて焙煎しているから価値はもっと上るだろう。