私的な日記
蒸し暑さにへばる夕
空は赤く澄んで行く
僕は進む
名も無き道を
訳など無き道を
いつか思うのは
ここで途切れてしまうのではないかと
焦り
ただ何も出来ない
帰り道は赤く染まって
夜の闇が心に迫る
ただ今だけは赤くありたいと
思う夕暮れ 涙に濡れればいいさ
それでいいのさ
もうなんでもいいさ
やけくそになればいいさ
そのままどこかに行けよ
消えてしまえよ
どこかにさ
いつの日にかまた
帰るだろ
消えてしまえばいいさ
さすらえば
闇も、光も、一呑みして
これもいいだろって
笑うんだろうよ どうにもならないことを
飲み込んで
生きていかねば
ならぬ
悲しいかな、人生 高橋は素直じゃないから困る
人の話を聞けないから困る
寂しいのに言わないから困る