なんでもそうだけど、新しいことに挑むとめったくそに言われるものだよ。
スピードを上げるためには車体を軽くすること。車体を軽くするには鉄を少なくし
それに変わる素材を使うこと。車にファイバーを使い出したのも宗一郎だったね。
今でこそ鉄に変わる素材は色々使われているけれども、鉄を使わないことでスピードを出せても
ホンダの車は安全性が怪しいと鉄を使わない車は車ではなくおもちゃだと言われていた時代があった。
固定観念に縛られていたら何もできない。
今あること、あたりまえのことは果たしてあたりまえなのか?
それに疑問を感じない人間はただ生きて死んでいくだけ。
革命を起こす人間は常に全てのことを疑いあたりまえのことにその真意を探り
人の物差しではなく自分の物差しで答えを導き出す。
それができる人間のいかに少ないことか。
それが出来ない人間は退屈なのだよ。