>>189
EF500はJRFとしても企画から
位置付けと設計の詰めが甘かった車両

つまりED75の重連から
保守や運用の過渡を考慮しない
出力と寸法の急激なサイズアップ
また青函隧道内の高湿度対策を考慮せず

というのも本来は
EF81置き換えの日本海縦貫線向きだが
D級VVVF機の試作機中止で無理に転用

むしろ東北本線と津軽海峡線はED500
D級単機でも
ED75重連以上ギリギリの線を狙った
JRFの当初企画を意識する形で日立が提案

EF500のような
サイリスタ位相制御による高調波障害や
高湿度未対応で青函隧道内の運用不安など
その辺はクリアできていたが
青函隧道内の引出試験で粘着力不足が露呈

この世代のVVVF機は総じて
軸重と軸数と粘着力の見込みに
過大な期待があったのは間違いないが
EF500とED500の顛末については
EF200以上にJRF発足時の混迷を想起