ヒント。
中国では、26日から最高時速350キロで走る高速鉄道の新型車両の運行が北京と上海の間で始まり、中国メディアは完全な自主開発だとして海外への輸出も目指すなどと大きく伝えています。
運行が始まったのは「復興号」と名付けられた中国の高速鉄道の新型車両、CR400です。
まずは北京と上海を結ぶ路線で運行されるということで、日本時間の26日正午すぎ、最初の列車が北京を出発しました。

国営の新華社通信によりますと、運行の際の最高時速は350キロだということです。
中国の高速鉄道の車両は日本やドイツなど海外の技術を取り入れて開発されたあと、中国が独自に性能の向上を図ってきたとされますが、中国メディアは今回の新型車両は完全な自主開発だとアピールしています。
また、海外への輸出も目指しているということで、新型車両の開発の成功は戦略的に重要な意味を持つなどと大きく伝えています。

中国は高速鉄道の建設に力を入れ、国内の営業距離はすでに2万2000キロを超えて世界で最も長くなっていて、2020年には3万キロに延ばすことを目指しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170626/k10011030711000.html