アンテナ JR九州、普通電車を刷新
2017年05月09日 06時01分 佐賀新聞

 新製品 ◇普通電車をリニューアル◇JR九州は、普通車両の811系を刷新して運行を始めた。九州の織物をアレンジしたシートなど「伝統と革新」をテーマにデザイン。長崎線の鳥栖駅〜肥前山口駅間など3路線で運行している。

 デザイン監修は、豪華寝台列車「ななつ星」などを手掛けた水戸岡鋭治さん。1989年に製造された車両を再利用し、側面に青色のラインを施すなどすっきりした外観にした。

 レールに対して平行に配置するロングシートは博多織や久留米絣(がすり)などをイメージ。エネルギー効率の良いモーターと制御装置、LED(発光ダイオード)照明など新技術も採用した。
http://www.saga-s.co.jp/column/economy/22902/427802