近鉄「新型名阪特急」2020年デビューへ
1月12日(金) 19時29分

 近鉄が大阪難波と名古屋の間に、新しい車両の特急を走らせることになりました。

伊藤アナウンサー「これが新しい車両の模型です 流線型でスピード感があって、赤い色が印象的ですね」

 この新型特急のテーマは「くつろぎのアップグレード」です。先頭の2両は、内装が豪華な車両で全席3列シート、大きな窓ガラスを使い床を高くすることで見晴らしを良くしています。
また、すべての車両で座席の前後の間隔を広く取り、後ろの人にも気兼ねなく背もたれを倒せるシートを採用することで快適な空間を確保したということです。
さらに、無料のWi-fiサービスの提供など海外からの利用者への対応も充実させています。
近鉄は、およそ184億円を投資してこの新型特急を走らせることにしていて、和田林道宜社長は「特急は近鉄のブランドイメージの根幹であり、新たな歴史をつくる車両にしたい」とアピールしました。
新型特急は2年後の2020年の春にデビューする予定で、今後、利用料金や愛称などの検討も進められます。
http://youtu.be/XCDizPD04Rc
http://www.naratv.co.jp/news/20180112/20180112-06.html