JR関西線 亀山―柘植駅間の運転再開 台風で被害 三重
2018-01-10

JR西日本は9日、台風21号の被害を受けて昨年10月から運休していたJR関西線の亀山(三重県亀山市御幸町)―柘植(伊賀市柘植町)駅間の運転を再開した。これにより、JR関西線は全線が復旧した。

JR関西線は昨年10月22日の台風で、亀山―加茂(京都府木津川市)駅間ののり面が崩落するなどして運休。柘植―加茂駅間は昨年11月に復旧したが、亀山―柘植駅間はバスの代替輸送が続いていた。

柘植駅ではこの日午前6時から、柘植地域まちづくり協議会が復旧を祝うセレモニーを開き、地元の住民らが「鉄道唱歌」を歌って祝福。岡本栄市長や地元選出の国会議員、県議らも出席した。

セレモニーが終わると、同駅を午前6時29分に出発する列車がホームに到着。通勤や通学の利用者らが次々と乗り込んでいった。列車は復旧の初日から、通常通りのダイヤで運行した。
http://www.isenp.co.jp/2018/01/10/12615/