嵯峨野線は生活路線の余力で観光輸送している路線なので、
輸送力を増強して混雑緩和する必要はあるが、
車両については221を225に置き換えても客的には殆ど加点要素がない。
(221系が89年時点で革新的だったとも言えるし、以後進化がないとも言える)

観光列車は、それ単独の収益というよりも
地元と一丸になって、誘客に取り組む旗印として必要。
その列車が通れば沿線住民が手を振って乗客を喜ばせてくれるようなご当地観光列車が、西には殆どない。
車両が新車である必要はなく、アトラクション的な作り込みとソフトの方が大事。
とりあえず先行き不安な和歌山線で117系のサイクリング列車を試行するそうだが。