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 東京・墨田区で今月11日、登校途中の小学生に不審な男がぶつかり、言いがかりをつける被害が相次いで発生したとして、警察が注意を呼びかけている。

 11日午前7時40分ごろ、墨田区本所2丁目の通学路で、小学生の女の子に、前から向かってきた男がわざとぶつかり、「おまえ、痛えよ」と言いがかりをつけた。

 小学生が驚いていると、男は「こっち、ついて来い」などと声を荒げて脅してきたことから、恐ろしくなって走って逃げ出し、小学校で教員に報告したという。

 この10分後には現場から数十メートル離れた墨田区石原3丁目でも、登校途中の女子小学生にわざとぶつかってきた男が、「おまえがぶつかってきた」と逆ギレして言いがかりをつける事案があった。

 被害にあった小学生によると、男はいずれも20代から30代後半、身長は160〜170センチと幅があるため、同一人物によるものかどうかは不明だが、
1件目の男は上下とも黒っぽい色の服で、痩せ型、髪の毛は真ん中で分けていた。
また2件目は顔にシミがあり、タバコを吸っており、ボサボサ髪だったという。

 現場は、両国駅から北に600メートルほど離れた住宅街で、区立小学校の通学路になっている。最近、都市部では人とすれ違う際や歩きスマホをしている女性、
ベビーカーを押しているお母さんに向かって、わざと体をぶつけてくる、いわゆる「ぶつかり屋」の被害が相次いでいる。
被害に遭うのはもっぱら気が弱そうに見える女性が多いというが、体格が劣る小学生相手にいきり立って、転ばせたり、ケガさせたりすれば、傷害罪に結びつきかねない危険な行為だ。