青森操車場跡地に新駅設置検討、県に要望へ
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アリーナ整備に向けた検討が始まる青森操車場跡地。
市は県に青い森鉄道の新駅設置の検討を要望する
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青森操車場跡地に体育施設(アリーナ)を整備する構想を進めている青森市が、県に対して改めて同跡地への
青い森鉄道の新駅設置を検討するよう要望する方針であることが20日、分かった。
市は2025年に開催される青森国体に向けてアリーナを整備する方針を示しており、
小野寺晃彦市長はアリーナ整備の検討と連動させながら、交通アクセスの議論も具体化させていきたい考えだ。

 市はこれまでも、県に操車場跡地の利活用計画策定の連携や新駅設置などを要望してきたが、
市民からの20億円の寄付を活用したアリーナ整備構想が今年1月に明らかになって以降は初めてとなる。
7月ごろにも県に提出予定の重点事業に関する要望の中に、新駅設置の検討を盛り込む方針という。

 市は3月に策定した「市地域公共交通網形成計画」に、「操車場跡地の利活用を考えていく中で、
新駅整備について検討する」と明記した。ただ、計画期間は18年度から27年度までの10年間としており、
新駅設置が実現するかどうかは、今後のアリーナ整備に関する議論の行方が左右することになりそうだ。