札幌駅ホーム「大東案」で最終調整 北5西1に専用駅舎 上下線分離乗り間違い防ぐ
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北海道新幹線札幌駅「大東案」のイメージ図。
ホームは創成川をまたぎ、北5西1に新幹線専用の駅舎が新設される
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駅舎は新幹線専用で、現在の札幌駅と独立させて中央区北5西1に設ける。
3階建てで、ホームは2階。1階は新幹線専用の切符売り場や改札、
新幹線客向けの待合室などをつくる。
3階には、在来線の乗り換え改札などを設置。現駅の在来線の各ホームとを
結ぶ連絡通路も設ける。在来線と新幹線の客を分離し、混雑を防止する。
新幹線と在来線の乗り継ぎの移動距離は、現駅案と比べて長くなる。
現駅案は新幹線ホームから在来線(5、6番線)まで約80メートルなのに対し、
大東案では約210メートルと3倍近い。

新幹線の最上級車両「グランクラス」がある10号車からは約340メートルも離れる。
市内経済界からは「最も高い料金を支払う乗客が、最も遠い」との指摘が上がる。
JRは10号車付近にエレベーターを設け、
北5東1にVIP専用の駅舎を設ける考え。貴賓室や車寄せも整備する。