20XX年、難工事の末、なにわ筋線が開通。南海電車が通ることになった。
新大阪駅で最新鋭のリニア新幹線との横並びを見せたのは、昭和の古豪6000系だった。

一方、同じ日、千代田の解体場では、老朽化した8300系がスクラップになる真っ最中だった。