4/7毎日新聞

 外国人の四国の認知度が14・6%にとどまったことが、日本政策投資銀行と日本交通公社の調査で明らかになった。
実際に四国に来たことがある人が6・7%だったことも判明。四国訪問経験者は訪日経験者全体に比べて言語や交通で
不満が少ない一方、飲食では満足度が低いとの結果も出た。

 (中略)
 一方、四国訪問経験者に日本を旅行した際の満足や不満を聞くと、言語の通じやすさに関する不満足度は英語13・4%、母国語11・2%で、訪日経験者全体をそれぞれ
5・3ポイント、2・8ポイント下回った。バス・タクシーの利便性や交通などの案内標識への不満足度も全体より低かった。
 これに対し、伝統的日本料理への満足度は27・8%で全体より11・9ポイント低かった。日常の安価な食事も20・3%で3・9ポイント下回った。また、清潔さとWi−Fiの
充実度の不満足度は、それぞれ6・0%、8・2%で全体より高かった。