JR西日本「やりがい搾取の契約社員は、絶対にやめたほうがいいです」――
新幹線車掌が見た“安全軽視”の現場と“理不尽に使い捨てられる非正規”
http://mynewsjapan.com/reports/2401

「これから新幹線の仕事に就こうと考えている人に対して、自分と同じ轍を踏まないでほしいのと、
福知山線で重大死亡事故を起こした会社なのに安全軽視な面を感じておりましたので、取材に応じました」
――5年間、無遅刻無欠勤・始末書ナシで新幹線の車掌として勤務したJR西日本の契約社員(20代)は、
5年を過ぎたら無期限雇用に転換という国のルールによって、昨年、きっちり5年で雇止めされた。
ほぼ全員が正社員登用を希望するが、実現するのは2〜3割未満の狭き門で、大半は使い捨てに遭う。
8割がた同じ仕事内容・同じ労働時間でも、同一労働同一賃金からは程遠く、
デリヘル嬢送迎の風俗バイトをしないと生活できない低賃金だった。
一方で、非正規社員使い捨てを容認する労組の組合費3千円だけは毎月、天引きされた。
今では「やりがい搾取」にあった、と感じているという。