JR和歌山駅でトイレ内を盗撮しようとしたとして、JR西日本の運転士の男がきょう(10/22)、和歌山東警察署に和歌山県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。

捕まったのは、有田市箕島のJR西日本運転士26歳です。

警察の調べによりますと、運転士は、ことし5月24日の午前7時半頃、JR和歌山駅のホームにある男女共用トイレの個室で、海南市の男性会社員が利用していた隣りの個室の上からスマートフォンを差し入れた疑いです。

物音で気付いた男性会社員がトイレを出て近くにいた運転士を問い詰めたものの、否定されたため、駅前の交番に被害届けを提出しました。

そして、捜査の結果、ホームの防犯カメラに制服姿の運転士が写っていることなどがわかり、きょうの逮捕となったものです。

犯行時、運転士は勤務中で、紀伊田辺駅から普通電車を運転して午前7時9分に終点の和歌山駅に到着した後、午前7時51分に再び紀伊田辺駅に向けて出発するまでの間でした。

運転士は、「撮影したいという気持ちが抑えきれなくてやった」と容疑を認めているということです。