車掌台側にモニタがあるのは
南海の電車は基本的に常貫通構造で、運転台にモニタを置ける空間がないから。

貫通運転台にモニタを収めるのは設計の難所なので各社結構苦労していて、
一般的には海313系や西227系のように背面仕切扉を少し車掌側に寄せて運転士側を拡げる。
近鉄は22000系で天井吊り下げをやってみたが、
シリーズ21では思い切って仕切扉を車掌台端へもっていった。
阪急9300系ではコンソールをラウンド状にして表面積を稼ぐという変わったやり方。