ホテル「東横イン」着工で地鎮祭 新函館北斗駅前
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【北斗】JR新函館北斗駅前の商業地に建設するホテル「東横イン」の地鎮祭が11日、
北斗市市渡1の建設地で行われた。同駅前では2件目となるホテル建設で、施工業者や
同ホテルの役員ら約30人が出席し、工事の無事と工期通りの完成を祈った。  

 ホテルは建築面積353平方メートル、鉄骨造り14階建て。客室は248室で、
このうち208室がシングルタイプ。
総事業費は約13億円で、来年12月24日のオープンを目指す。

 不動産開発などを手掛ける「川翔プログレス」(東京、川嶋浩嗣社長)がホテル建設に向け、
昨年5月に土地を取得。資材の高騰などから当初の予定よりも1年ほど遅れ、着工の日を迎えた。

 地鎮祭は神事にのっとり行われ、川嶋社長は「やっとスタートラインに立った。
14階建てのホテルが建つことで新駅前のランドマークとなる。次の世代にバトンタッチできる
街並みになるよう貢献したい」と、ホテルのほか、商業施設などの整備にも意欲を示した。
池田達雄市長も「交流人口拡大に向けインパクトがある。駅前のにぎわい、企業誘致に弾みがつく」
と期待を寄せた。