マジレスすると近鉄や阪急みたいな黎明期からアルミ車の研究開発に取り組んできた、
バリバリのアルミ派の会社がステンレス車を入れても混乱するだけ。
(逆に黎明期からステンレス派の東急・京王・南海がアルミ車を入れるのも同じこと)

メンテ体制ががらっと変わるわ、ジグは新たに用意しなければならないわで手間が掛かる割に、
経費削減効果なんて微々たるもの。近鉄が3000系を車齢「たった」35年で廃車解体したのもこのせい。
特に阪急なんて塗装しようが凹凸のない車体じゃなくなることでイメージダウンの方が大きくなる。

京阪が新3000系でアルミにするかステンレスにするかどうか悩んでいたそうだけど、
従来どおりアルミ車体で行くことになったのも体制を変えられなかったからだろう。

ちなみにアルミ派の京急がステン車に泣く泣く乗り換えたのは総合車両製作所の都合で、
ステンレス派の西武がアルミ車にあっさり乗り換えたのは東京メトロと日立笠戸の都合。
そもそも京急や西武はJR東日本や東京メトロから見ればだいぶ立場が弱い会社。