北海道新聞 2019/03/15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/286482
【北斗】北海道新幹線・道南いさりび鉄道開業3周年記念のトークイベントが14日、市総合文化センターかなでーるで開かれた。第1部はタレント鈴井貴之さんが「はやいべ! 北海道新幹線」をテーマに、講演した。
聞き手は元テレビ北海道アナウンサーの森順子さん。
――ダイヤ改正により、16日から東京と新函館北斗が最速3時間58分、新青森と新函館北斗間が57分とだいぶ近くなりますね。
「僕は空知の赤平市に住んでいる。札幌にも住まいがあり、札幌延伸に興味があります。
札幌から東京まで4時間半まで行けるというが、札幌と函館・北斗が1時間以内で行き来できるだけ近くなるのがすごい。札幌延伸は、東京ではなく、道南と道央など道内の交流が深まることに意味があります」
――4時間の壁の突破や札幌と道南が近くなりますが、新幹線はビジネスなどさまざまな使い方があります。
「北海道にもっと人を引き寄せ、いろんな人に来ていただくには『来て来て』と言うばかりでは誰も来てくれない。こちらからも出かけなければいけない。自分の地域を思うなら、自分の地域だけを考えない。
いろんな地域の参考事例を見て、それが自分の地域に当てはまるかどうか、どんな可能性があるか見地を広める。そのためには、いろいろな場に出向き、経験して、見てこなきゃいけないです」