>>123
リニアルートを外れるので遠距離の高速交通は民間航空路線、静岡空港に頼むことになる。
ブラタモリでも取り上げられていたが、浜松基地は大阪と東京の中間にあって防空の為の迎撃機配備は戦前に遡る。
今般、普天間辺野古の問題化、本土で機能分担となると地理的に可能性のある地域の一つにはなり得ても、先ず利水上の不安の解消がなければ不可能だろう。
沿岸は大型船が往来するが、下田、御前崎以西の静岡県西部には有力な港湾がない。
福島原発事故以降は避難対象区域も拡大し、内陸の掛川も避難先になり得ず、浜岡原発有事には中通りのない福島浜通りとなる。
災害時の脱出ルート、災害時救援には港湾機能の拡充が役立つ可能性。
紀伊半島から土佐沖に至る沿岸航路の安全性、横須賀、横浜被災時のバックアップ、和歌山、南海方面、太平洋沿岸の救援体制と併せて港湾機能の必要性も、津波浸水想定でどうにもならない。
沖縄の米軍基地の本土移転は安保国防の根幹。理想ではあっても先ず港湾に乏しく、東シナ海、シーレーン、隣国の情勢もある。