リニア「2027年の開業は難しくなる」JR東海社長 
コロナの他に解決の難しい対立構造が背景に
6/3(水) 6:30
https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashitakuya/20200603-00181516/
>「日本の理想ふじのくに」を実現しようとする川勝平太知事
川勝知事には、「富士山を寿ぐ理想郷」として、静岡県という地を発展させていきたいという考えがある。
自然と文化を大切にした地域をつくる、ということを静岡県知事としての使命と考えている。
自然の恵みを生かした農林水産業を重視し、「水・緑・大地を大事にしない文明は必ず滅びます」と言い切っている。<
>JR東海のイデオローグ・葛西敬之名誉会長
「東海道新幹線のバイパスであるリニア中央新幹線は、確実な採算性に加え巨大な
外部経済効果をもたらす国家戦略プロジェクトである」と述べる葛西名誉会長は、
自社の営業エリアについて、「首都圏・中京圏・近畿圏を結ぶ東海道回廊地域には、
日本の政治・経済・文化の中枢が集積している。人体にたとえれば『頭脳・体幹部』にあたる。
そして東海道新幹線はその頭脳・体幹部を貫く『大動脈』といって良い」と論じている。
そしてリニア中央新幹線を、「21世紀を通じて日本の発展を支えるインフラとなるだろう」と展望している。
JR東海のこれまでの企業方針をつくり上げてきた葛西名誉会長は、リニア中央新幹線を社運どころか
日本の未来をかけたプロジェクトだと考え、その理論的支柱をつくり、実行に移してきた。<

しかしながら、葛西会長の目論む「スーパーメガリージョン構想」はコロナ禍で吹っ飛びました。
日本有数のコロナ汚染都市、東京、名古屋、大阪の三大都市を短時間で結ぶ「リニア中央新幹線」の
必要性はなくなりました。これからは川勝知事の目指す、「自然と文化を大切にした地域」の時代です。