>>296
あのとき、山陽新幹線の「こだま」に使う車両が、スピードの面と、メンテナンスの面で、どうにもならなくなってた、ということだよ。
それと、100系の3000番台は、登場したときに、「将来さらなる新型車が登場した際に短編成化して運用することを見据え、先頭車を制御電動車とした。それに伴い付随車は2階建車両4両に充てた」、っていう意味の説明が、JR西日本の車両部から、鉄道雑誌の紹介記事で、されているよ。
3000番台だけ、121形や122形が作られてるのは、偶然じゃなくって、そういうことを、はじめから考えてたからなんだよ。知らなかったの?
そして300系では、いちばん東京寄りのユニットが、325形・329形・322形と組まれていて、先頭車で動力車の322形は、ユニットの一部になってる。だけど、新大阪寄りの先頭車である323形は、ユニットとして組み込まれていない付随車、という形だね。
渦電流ブレーキは、となりの325形・329形・326形から、回生ブレーキの電力をもらってきてるけど、それ以外は、ユニットから独立してるんだ。
もし、このまま"321形"として、動力車にしようとしても、329形の変圧器が、3両ぶんの動力車を扱えるだけの、電力を処理できないんだなあ。