リニア新幹線は大破産 JR体制の崩壊が始まった
2020年7月 2日   週刊『前進』02頁(3145号02面03)(2020/07/02)
http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2020/07/f31450203.html
>品川―名古屋間のリニア建設には9兆円の巨費を要する。
JR東海は、「国による3兆円の融資があるから問題ない」と言うが、
残りの6兆円分は東海道新幹線の収益を充てる計画だ。そのプランも崩れている。
にもかかわらずJR東海と安倍政権は、リニア建設にのめりこむ以外にない。
コロナ恐慌への対策として、資本には超巨大な建設事業が必要だからだ。
国策としてのリニア建設と、JR東海という個別資本の延命策は、これまでは重なっていた。
だが、コロナ危機下でのリニア建設は、JR東海の経営破産に直結する。
JR体制=国鉄分割・民営化自体が大崩壊しようとしているのだ。<