東横線がドル箱たる所以は、その莫大な沿線間相互の利用もあるとは思うが、それに加えて更に都市間輸送の一翼を担うことで定期外旅客を獲得していることだと思ってる。
現状のダイヤは、その様な沿線外の旅客と沿線民の双方を満足させうる優秀なものだと俺も思ってるが、渋谷のホームが移転したことで、東横線が今のままでは副都心3駅対横浜でのパワーバランスがJR側に傾きかねない。
池袋は遠い、新宿は駅すら違って論外、更に東急のお膝元渋谷でも何故か自ら地下5階に潜って敵に塩を送った。加えて圧勝していた本数でも相鉄JR直通で小杉まで2本/h増え、差は確実に縮まってると思う。
あの2001年改正から20年がたった今、東急がただ手をこまねいてるだけとは思えない。
ここから推察できることは、
1. 相鉄直通は確実に東横線にも直通する
2. 西武6000系、東武9000系が日中運用から外れ次第、特急を多少スピードアップ
辺りはやってくると思う。
1. 都心から横浜への需要は横浜から相鉄、京急、トカ線、スカ線辺りへの乗り継ぎ需要が多く含まれている。その中で相鉄の客だけでも取り込む為にも相鉄―東横線の直通は間違いなくあるだろう。
2. 直通運転も大分安定してきた今、2006年に8000系を追い出した時と同様に、西武は40000系の投入で、東武は運用の工夫で上記2車種を昼間の特急から外して速達化を図ってくるだろう。
長文失礼しました。