>>558,560
近鉄は承知の通り、其れ迄なら相応に新製を継続していた訳で
特急車に絞ったのはHD内に於ける厳しい金策・財務処理の影響
…しかし通勤車取替が待った無しに成ってきた為
10年来何度も頓挫してきた新系式の企画が遂に成就と

令和6年度は久々に一挙40両も新製が有るとな
…其れでも随分遅れを取ったが

南海も近年は新製が年度単位で最低12両(通勤車)基本とし、
調達先や予算配分の関係から増強可能な年度が有ると云う状況

阪急では、扱い易い1000・1300の増備が進んだ一方
適した運用への老朽車取替が行届きつつ有り、
Covid-19の影響が出る前、神宝線用で西神山手線直通対応の件や
京都線用では観光快特用の件と云った新型の検討が行われ
其れらの具現化も見据え、1000・1300の新製を絞っていった訳だ
…つまり新型の製造で既存系式が玉突き転用される将来を
重々考慮せねば成らんかった訳でな

西神山手線直通や観光快特の新系式が頓挫した代わりに
今後取替対象の中心と成る運用に新製通勤車を最適化する為
大幅な設計変更へ注力する事と成り、情勢は変わったが
1000・1300の増備は慎重に成る状況は変わらんかったと