その通り
例えば業務用スープでも日高屋・幸楽苑の様に、独自の企業努力で一定の味を開発し、
安価で安定した味わいを担保してくれて、対価を払うに値する店もある

が、私が許せないのはさも「こだわり」のような雰囲気を掲げ
横文字コンサル全開のウンチクや看板で誤魔化し、単なる業務卸のスープを使う店だ
家系やまたおま系は言うに及ばず
「割るだけで何でも出せる」からなんでもござれに担々麺を提供したりしてる店など
湯気と建材・塗料のニオイしかしないような店は直ちに(表示制限で)違法化するべきだ

馬鹿な客がまんまと騙され、食べログなどに「濃厚で美味しい」などと評価しているのを見ると涙が出る
真面目にやっている商売を駆逐していく様は飲食業界の斜陽を思わせる

「悪貨は良貨を駆逐する」とはまさしくこのことである

ちなみに完全に化調を否定する奴は病気に近い
無化調は評価の一つの大きなポイントに過ぎない
「生の素材からそれだけ旨味を抽出している」という指標に過ぎず

その旨味の正体は素材由来であろうと分析にかければグル、グア、イノ、コハ酸に過ぎない
むしろ必要最低限の風味やクセ、芳醇さを生素材から抽出し、
純粋に精製された香味のない化調を加えることは美味の追求面でも理にかなっている