http://pecotan.air-nifty.com/katsuyuki/2018/05/post-bd7c.html
皆様、黒海ワインの専門家であり、同時に日本で最も「ワイン」に対して「辛口」の評論をされる
ホンモノのワインジャーナリスト「田中克幸様」が特約店銘柄の日本酒「松の司」のコンサルタントをされて
いたそうです!

田中克幸様のおっしゃる通り日本酒においては「仕込み水」が非常に重要であり、仕込み水のテロワールの表現法を
実践しなければいけない、という考え方を持っていらっしゃるそうです

個人的な意見を言いますと、確かに私が愛する「静岡酒」にしても仕込み水と酒の味が地域差がある事は、よく理解出来ます
静岡系の日本酒の場合は、「富士系」「駿河系」「天竜系」で味が違い、特に「天竜系/駿河系」が違いすぎます!

私が静岡酒を飲み比べた印象としては、「正雪/富士錦」と「小夜衣/葵天下」の仕込水に明確な境界線があり、
とても同じ県同じ地域の日本酒(の原料)には思えないほどです
そして仕込み水が違えば理想とする酒が違っていても不思議ではありません

興奮するのは、いよいよ日本で最も鋭い舌を持つワイン業界人と日本酒業界の「ボーダー」が取り払われた事実です
私は今年になってから日本酒業界に警告を発しています

それは、日本でブームになっている「黒海ワイン」が「2020年度東京オリンピック」を機に
欧州からの旅行者に日本のワイン市場の激変に強烈な印象を与え、「和食のマリアージュ」としての酒が
日本酒からジョージアとモルドバを中心とした黒海ワインに奪われる事実を、です

その「備え」は黒海ワインの専門家だからこそできる仕事、なのです