衝突を恐れて、それぞれのコミュニティにひきこもり、
ぬるま湯の中で適当に甘やかしあいながら、
好みの「真実」を垂れ流す。

かみ合わないのに、ぶつからない
「真実」の数々、誰もが否定されないが故に、 誰も正しくない。

「自分」なんてものが存在するのか、
自分が思っている、「自分」というのは、
せいぜい、身を守るための言い訳に過ぎないのか、

世間にあふれている出来合いの「真実」の中から
その時々に、気持ちよく思えることを、
ツギハギしただけ、 あるいは、もっともらしい、権威の下に
身を寄せて、手に入れたつもりになっている、借り物か・・。