借金は 資金を作る手段である

借金(負債)を作ることは その負債の債権(貸し手)と債務(借り手)と
二つの立場が存在し、借り手は現金 貸し手はその負債の証書を
手に入れる。 負債の証書は現金ではないが、現金と似た価値を示す
信用通貨である。 限定した状況で現金と同様に使用でき
資産として計上できる。だから、資金ではないが資金であり
その限定部分を解除すると資金(現金)そのものである。

つまり、借金(負債)を作ることとは、 その時点でその負債額の二倍の
資金を作った事になる。この意味を国の借金総額と比べると
借金総額が1000兆円になることは すでにある資金と別に
1000兆円の資金が市中に存在することで。
それで、インフレでないデフレなら 負債総額1000兆円が現金化しても
インフレにならないことを意味する。
すでに、 信用通貨(限定した通貨)が1000兆円あったのだから。
新たな借金が発生しすぎないように 借金を増加する。

そして、インフレでない資金増加は 資金増加した分 すべて利益となることである。
この利益を国民の間で再分配することで 国民の財布の中身は増加する。
借金は 私的ではなく 公的負債(国債)に関して 何も悪くない。