オリンピック開催の5月判断発言 橋本担当相「IOC公式見解ではない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000034-mai-pol

橋本聖子五輪担当相は26日午前の衆院予算委員会で、新型コロナウイル
スの感染拡大に関し、国際オリンピック委員会(IOC)の委員が東京オリ
ンピックを開催するかどうかの判断の期限を「5月下旬になる」と発言し
たことについて「IOCの公式見解ではない」と説明した。
立憲民主党の黒岩宇洋氏への答弁。

発言は、IOCのディック・パウンド委員(77)=カナダ=がAP通信のイン
タビューに答えたもの。パウンド氏は順延や開催地変更は難しいとも指摘し、
3カ月たっても事態が収束していない場合、「おそらく中止を検討するだろ
う」と述べている。

橋本氏は答弁で、パウンド氏の発言について東京五輪・パラリンピック組織
委員会がIOCに説明を求め、「パウンド氏は、予定通り東京大会の開催に向
けてIOCが準備を進めていると説明しているとの回答を得た」と強調。IOC
から公式見解ではないとの回答を得たとして「大会が開催できるように、そ
してIOCにしっかりとした判断をしていただけるように準備に取り組んでい
きたい」と述べた。【野原大輔】2020.2.26毎日新聞