輸出総額
2012年 7993.4億j→2017年 6979.9億j
輸入総額
2012年 8863.8億j→2017年 6720.7億j

↑この2つの落差をみよう。
(ドルベースにするのは、国際貿易で使う国際基軸通貨ドルに為替換算しているからだ)
アベノミクス5年で輸出も輸入も減っている。
しかし輸入額の方がより減っている。
原材料や商品を買えないほど円安にされてしまったからだ。

実質輸出は12%減、実質輸入は30%減。
黒字にみえるのは、輸出も輸出も減って、円安すぎるので輸入がより減ったからだ。
貿易規模が輸出入合計42%も縮小して、円安誘導(ゼロ金利で投資家に円を売らせドルを買わせた)で、輸入は30%も減った。
黒字だと自慢している人は、単にジリ貧になっているだけの話なのだ。

ではこの表面上の黒字とは何かというと、人件費をきりつめて(実質賃金を減らし労働者の負担で)、
年金・預金で企業の株を買ってもらった分でカバーしてるだけのことなのだ。
なぜなら輸出自体が12%も減っているんだからこれは明らかな事だ。