安倍は“北朝鮮危機”を煽動している張本人でありながら、
実際にはその傍らで、芸能人と仲良く交流を深めたり、
趣味を楽しんだりと、悠々とした生活を送っている。
 たとえば4月、国会で
「北朝鮮はサリンを(ミサイルの)弾頭に付けて着弾させる能力を保有している可能性がある」
とドヤ顔で宣言した翌週の15日、この日は故・金日成主席生誕105年記念日の軍事パレードが行われた日だったが、
一方の安倍は、芸能人や著名人をかき集めて行う毎年恒例の「桜を見る会」を開催。
出席者のももいろクローバーZのメンバーらと一緒に「ゼーット!」ポーズを披露したかと思えば、
その後は成蹊小学校時代の同級生らと食事を楽しみ、
さらに夕方からは昭恵夫人とともに恵比寿に場所を移し、
人気の一軒家ビストロで増岡聡一郎・鉄鋼ビルディング専務や服部秀生・セイコーインスツル執行役員ら“お友だち”と舌鼓をうった。
 その翌日の16日の午前6時台、北朝鮮が中距離弾道ミサイルを発射した。
発射自体は失敗に終わったが、安倍は公邸に出向くでも会見を開くでもなく、午後まで私邸でのんびりと過ごし、
13時に私邸を出たと思えば、出かけた先は六本木の高級ホテルのフィットネスクラブだった。
そこで安倍は夕方16時までたっぷり汗をかいて、
その後は六本木ヒルズ内で開催中だった「大エルミタージュ美術館展」で絵画鑑賞を楽しんだ……。