■天皇制の未来像■
・現行天皇制が封建制度の残りカスであると同時に残していくべきなんらかの伝統をも体現しているなら…
天皇が国民統合の象徴なら、本体である国民のあり方に沿っていなくてはならない
特定家系による現行の世襲は平等原則に反する程度が許容し難いものだから、天皇は男女問わずの任期制限有りの公選制にして、在位中は養子となり退位時に養子縁組を解消(離縁)とする
民法上の一般養子縁組制度とは異なる「天皇養子制度」として、名字の変更もなく元の親子関係も維持できるものとすれば、天皇となる者の人権制約も最小限に抑えられる

そもそも、日本では公職の世襲を全面的に禁止し、世襲的身分制も禁止している
なのに皇室だけが家族、親類までがその家族に生まれたというだけの理由で公職に就いて、未成年の子供にまで公金を支給、女子だけが婚姻したら本人の意志と無関係に強制的にその家族関係から排除、
という制度は許容の根拠も不明確だし、限度を超えている

この『天皇公選制』には憲法の改正は不要で、皇室典範改正だけで実現可能だ