12月12日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国の新空母について伝えた。

「遼寧」に続く002型空母は4月26日に進水し、11月から大連でテスト作業が行われている。
外見や排水量、通常動力の推進システム、飛行甲板は「遼寧」と似ているが、
旧ソ連の開発した「アドミラル・クズネツォフ級」をベースに最新技術が盛り込まれ、
中国海軍の求める仕様を満たす空母に仕上げられた。
スキージャンプ式飛行甲板は、「遼寧」では勾配14度だが、「002型」は勾配12度に改められた。
滑走距離が短縮され燃費も向上。艦載機の搭載数向上にも寄与し、艦上戦闘機J-15を「遼寧」より50%多い
35機搭載できるようになった。
兵装も強化され、最新のSバンドフェーズドアレイレーダーシステムや対空ミサイルHHQ-10が装備されている。
(2017年12月18日 Record china)