「遅かれ早かれ、日本に攻撃の矛先が向けられるのは、時間の問題だった」
「首相は『中東の平和と安定のためにイスラエルと協力する』と言うが、
中東の不安定の根源はイスラエルの存在。その国と一緒にテロと戦うと宣言し、
イスラエル向けの兵器を開発することは、イスラム国のみならず、他のイスラム過激派にも、
日本人を標的にする口実を与えるようなもの」「日本は原爆を落とされたが、復興を遂げ、
世界に技術を提供してきた国として、イスラム圏では好印象を持たれていた。
昔の自民党の政治家は対米追随でも、イスラエルとは一定の距離を置いていた。
現在、そういう認識が欠落した首相と政府がイスラム圏との信頼関係を破壊している」

出典:東京新聞「安倍外交 世界に逆行/邦人殺害警告 背景は/イスラエル接近一因か」