>>814 

>君は「天皇は国民統合の象徴のようにして扱いなさいと”政府”に示してる」と書いていますね。
>これを素直に読めば憲法が天皇の立場に対して政府に命令していことになります。

その通りですよ。憲法尊重義務の条文を通じて広義の政府に属する人達に命令してるわけです。

>なのに「ルールを与えてるのは、飽くまでも国民側」というのはおかしいと言っているんです。

全然おかしくないです。

>立憲主義は統治権力者のみならず国民も含めて法によって支配する仕組みです。

立憲主義は法によって統治権力に制約を掛けるものですが、
一般的な考えでは国民は法ではなく法律です。

>1.政府(や立法府、司法府、公務員)に命令しているわけではありません。

例えば話し、自治体の公務員は直接的にどの条文の憲法を尊重するか書かれてませんが、
あなたの論によると、立法府や司法の結果も尊重する必要がないということになりますよ?

>日本では”政府”という場合、行政府を指します。”広義の政府””狭義の政府”とする概念を
>認めたとしても変わりません。(理由は君が用いたウィキペディアに書いています。)

日本では広義の政府といった場合、意味としては統治権力全般を指します。
但し、”広義の政府”といった言い回しが、決して一般的ではないとことでしょう。
意味としての共有ができるのなら、
『天皇を地位を尊重するのは誰なのか?』といった論を進めるうえでも支障にはならいでしょう。