ちゃんと解ってるから、アメリカは中国と太平洋の分割に合意する可能性もあると言ってるんじゃないのですか?

アメリカはシェールオイルが出て世界最大の産油国になり、中東の重要性は著しく低下しました
シーレーン防衛に負担をかける必要性はありません
そういう状況で無ければサウジの国王が訪日する事も無かったでしょう

石油利権ですが、これも重要度はロシアの台頭で低下しています

残るはドル防衛、ブレトン=ウッズ体制の維持ですが、この為に米国は多大な負担を負っています
アメリカは無尽蔵にドルを印刷してるだけというのは大きな間違いです

ドルが基軸通貨である大きな要因は、原油取引と巨大な軍事力ですが、どちらも米国の為というより
今では他国がドルを使うために負担をしている状況です

アメリカが財政赤字を抱えながら過剰な国防費を削減できないのもドルの為であり
イラク戦争もドル防衛の側面が強いです

アメリカがドル防衛を止めても、ドルは取引に使われるでしょう、信用度が高いですから
ただドル防衛は止める可能性は大きいですし、遠からず止める日は来ます

そうなれば、太平洋は中国と分割するというのは現実的な事です
既に東南アジアもオセアニアも、米国影響下ではありませんから

誤解してる様ですが、アメリカがアジアや特に日本を見捨てるとか、そういう事ではありません
既にオバマ政権で世界の警察を止めると言っています

インドにインド様を東アジアに中国を米国が負担していた世界の警察としての役目を譲るという事です

そして世界の基軸通貨としてのドルの役目を終わらせ、ユーロを含めた複数通貨に移行する
そういう事です