>>974
> 天皇統治から主権在民への権力の譲渡は歴史的事実。日本国憲法が有効であり正統であるのは明らか。

 占領憲法にそんな規定は何處にも存在しない。
占領憲法には――

「ここに主權が國民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」
「〜主権の存する日本国民の〜」

―― とある丈だ。
「移讓」乃至は「讓渡」された旨の縡は何一書かれてゐないし、其の方式は占領憲法上では全く採られてゐない。
始めから主權は國民にあつた旨を云つてゐる丈である。

〔天皇の國事行爲〕
第七條 天皇は、内閣の助言と承認により、國民のために、左の國事に關する行爲を行ふ。
五 國民大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全權委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。

 國務大臣は
天皇よりの「任免」にて初めて大臣となる。
此れは詰り
天皇からの「信認」に外ならず、統治權は占領憲法下でも明かに
天皇に歸する縡の何よりの證である。