人間が神になると どうなるのか ?

神に求めるものは 救済であり加護である。

すべての状況において 自然の驚異、災害や事故などから
安全を守りたい 又は 自分行動において 成功したいとか
目的を果たしたいなど かなえられそうな事実で願うのである。
すべての可能性において、 防げるものならその一瞬その場にいなければ
事故や災害から防げるし、その一瞬の勝負で物事の勝敗を決することもある。
その意味で、神は存在するともいえる。

その神が人間で失敗すると その救済や加護も同時に見失う?!
それは 人間が神化した最大の失敗である。
失敗するものを信じ続けることは すなわち その将来は失敗しかないのだから。

日本の場合、この事実をどう考えたのか ?
日本の神は万物に神が宿り、その神の代表が太陽であり
その神秘さゆえ、太陽は崇拝対象である。
初日の出をみんなで見るのも ある意味神事であり
日の丸の意味するところも それに似ている。
現代の科学が証明するところにおいては 太陽はこの地球を創造した物とも。

日の丸の起源は違うという人もいるが 日の丸の起源は古く
太陽神(天照大神)は崇拝され 天皇が崇拝する神でもあり
その天皇のルーツに由来するとも言える。

気が付くことは 天皇の紋は日の丸ではなくキクの紋章である。
また、日本政府の紋章は桐である。
紋章はその家や組織を他者から区別し 自分を示す意味が含まれている。
考える限り、日の丸は国旗として日本を示し、
神意において日本を守りたるもの その神意を崇拝する意味も含まれているようにも
見えるのである。