件の馬鹿ソーリは年頭会見で、「今月下旬にロシアを訪問し、領土交渉を前進させる」と大見得を切ったが、「日本に主権はあるのか」とツッコミを入れたプーチンが、マトモに交渉に応じるとでも思っているのか。
今回もプーチンに弄ばれ、1ミリも前進しないのは明らかだ。

また、日中関係の発展や、日本人拉致問題の解決に努める方針を示し、「今こそ戦後日本外交の総決算を行っていく」と息巻いたが、もはや聞き飽きた。
過去6年間、カリアゲにシカトされっぱなしの安倍某に拉致問題の解決などできるはずがない。

改憲についても「与党、野党といった政治的な立場を超え、できる限り広範な合意が得られることを期待したい」と訴えた。
唐突に改憲私案を打ち出した自分自身が「広範な合意」を邪魔しているというのに、何という能天気ぶりか。

これまで大言壮語で国民をけむに巻いてきたとはいえ、今年も年頭から場当たり的な発言ばかりだ。
6年以上も首相の座にいながら、安倍の口から日本をどうするのかという大局的見地に立った言葉を聞いた試しがない。
政治的ライバルの不在からなのか、安倍の「言うだけ番長」ぶりはとどまるところを知らない。

こんなホラ吹き男が、衆参同日選について「頭の片隅にもない」と2度も会見で否定したところで、もはや誰も信用しない。