天皇制が制度としての残ろうが残らずにおこうが
天皇がいる限り、自分だけが天皇を一番知っている
俺が何よりも理解していると言うが如くの人間は残ることになる。
そして妄想の中で天皇のお気持ちとやらを増幅させ
天皇がお気持ち通りにならないのは
周りの人間が悪い、君側の奸だ。政治家が悪いのだと言いながら
226の青年将校の様に振る舞うのだろう。そういう存在なのだ、天皇とは。
そして自分のその妄想の様に思い通りにいかない、何よりそれを
天皇自身は全く理解してくれなかったと知ると獄中の226の首謀者の如く
天皇を呪詛することになる。全く哀れである。