統計学は、そもそも100や200のサンプル数が必要な分析手法です。
(故に、ある政治勢力がどんな人間で構成されてるかを分析するには不適な場合もありますが…)

厳密に統計学に基づくと
「偏りが存在しないのではなく単にサンプル数不足で」廃止派=共産主義者とは言い切れなくなります。
しかし、ココでもう一つ重要なことは

 
    問題がサンプル数不足である限り、
    実は、統計学的には「廃止派=共産主義者じゃない」も全く断言できない


という点です。
後は「統計学的には何も断言できない状況で
観測される廃止派が前科者以外大抵共産主義者であることに対し
(共産主義者と呼ばれることが政治的に不利と物凄く敏感に思ってる)廃止派の
 『僕たち共産主義者じゃないンですぅー』を信じてあげるか。
 実際の反天皇集会の構成員とかを信じるか」となるわけです。



まぁ、案外このあたりは分かってるから
彼も「『廃止派=共産主義者』は統計学的に間違い!(『統計学的には両者は無関係』とは言いまちぇ〜ん)」を
ひたすら繰り返すのでしょうね。