>>420>>421
ああ、そうきちゃいましたか・・・・・・
412の「ピンポイント極小確率」を見て諦めがつかないあたりが、あなたの数学センス・統計センスの無さの証♪
じゃ、もっときちんと説明して差し上げましょう。

例えば、「廃止派は本来、共産主義者と同じ3%」と仮定しましょう。有効回答が2000であれば、その3%とは60人ですね。
「真の値」が3%であるとき、2000人の中から何人の廃止派が抽出されるか、その確率はどれぐらいかについて考えるとき、

1人が抽出される確率、2人が抽出される確率、、・・・・・・、1999人が抽出される確率、2000人が抽出される確率

をぜんぶ足せば100%すなわち「1」になるはずですよね。
そしてこの確率は「60人が抽出される確率」が最も大きく、60人から前後に離れるに従って小さくなります。
ここまでは良いですね?

さて、「60人」を中心としてその前後30人、つまり抽出される廃止派が30人の場合から90人の場合まで、
それが実現する確率を1つ1つ計算してみましょう。30人から90人とは、百分率で言えば 1.5%〜4.5% にあたります。
その確率をぜんぶ足すと「99.99%」であり、残りの取り分はぜんぶ合わせても「 0.01%」しかありません。

「7%程度が抽出される」というからには、誤差を±1として、少なくとも6%程度は抽出されたいところですよねぇ。
6%とは、実人数でいけば120人の廃止派が抽出されるわけですが、
「1人抽出される確率」から「119人抽出される確率」までをぜんぶ足すと、残りの取り分は「1兆分の2.5」しかないのです。

「真の値」が3%であるとき、2000人の有効回答で6%以上の結果が得られる確率は「1兆分の2.5」しかないのです。
「5%以上」としても、「1000万分の5.6」しかないのです。
「7%が抽出される」とは、この極めて少ない「残りカス」の、さらにごく一部でしかないわけですね。

ちなみに、あなたがお望みの「6.5%〜7.5%」が得られる確率とは、130人抽出から150人抽出の確率の和なのですが、
その総和はあろうことか「1千兆分の1」なわけですねぇ。

「真の値が3%だが、アンケート結果は7%」というのがいかに無謀な論か、おわかりいただけるかと思います。