>>465
との主張があるが、さて、米国内部の動きを見て見ると

     ポツダム入りした米陸海空軍参謀本部は、首脳会談の前に合同会議を持ち、「ソ連が参戦する予定であることと、天皇制存続を認めれば、
    日本の降伏は今日にでもありうる。日本はすでに壊滅状態で、原爆を使う必要はなく、警告すれば十分」との結論を出した。
    しかしトルーマンは、その結論を信用しなかった。

     バーンズは、原爆の力を使えば、ソ連に加勢してもらわなくても、本土上陸作戦の前に日本を降伏させることができると考えた。
    もしそうなれば、戦後の世界でソ連の力を抑えることもできるし、ベストの結果となろう。しかしこのタイミングで日本の降伏条件を緩和した場合、
    日本が降伏してしまい、原爆投下の機会を逸することをバーンズは恐れた。そこで「降伏条件の緩和で日本の降伏を促進する」という路線については
    「原爆投下までは棚上げすべし」とトルーマンに説き、大統領を味方につけることに成功した。こうして降伏条件を緩和することで、
    日本の降伏を促進すべしと説くグルーやスティムソンの陣営と、原爆を投下し、その威力を示すまでは、降伏条件を緩和すべきでないとするバーンズと
    トルーマンの陣営とにトルーマン政権は分裂することになった。
    (ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ハリー・S・トルーマン#第二次世界大戦)


…と、まぁ、米国内部も緩和派・却下派(というか実質「何が何でも原爆投下したいよ派」というべきか)に分裂していたわけでね。
以て「条件交渉は放置なんだ!」とするのは客観的事実とは言い難いよ。

それと君等が非難する条件闘争は、共産主義革命の惨禍を警戒してのものだということをお忘れなく。
イデオロギーを抜いて考えても、戦後の動乱で、ソ連に隣接し、且つ、敗戦後に米国が占領するのは確定的だった日本で共産主義革命が起きたらどうなる?
そこを考えると、条件闘争を「無責任」と断じるのは、それこそ無責任に思えるよ。