追悼水木しげる 

水木しげるの諸星大二郎評

163:名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/28(土) 13:05:35
ビッグコミック1974.7.10号 p85
第12回ビッグコミック賞佳作『女は世界を滅ぼす』
選評 水木しげる
「どうなるかと思って、いちおう読ませる作品。目のつけどころも
よかった。ただ、主人公の女だけが追放されず町にいるというのは
不自然だし、そこに何らかの理由がほしかった。」

『水木しげる画業四〇周年』籠目舎1990.8.20
1889.11.23水木プロのネーム室でインタビュー
再録『水木しげるのカランコロン』作品社1995.8.31 p337
突撃インタビュー水木しげると六十分
−興味のある漫画家はいらっしゃいますか。
水木 諸星大二郎とか、ちょっと絵がへただけど(笑)。後略
−諸星大二郎は水木先生の後継者のような気がするんですが。
水木 ああ、あれは面白いですね。もうちょっと絵がうまくなれば
   いいんだけど。(「異界録」を手に持ち)買ったのは諸星大二郎くらいで、
   あまりマンガを買うってことはないです。
          
クイック・ジャパンvol.15 1997.8.25 p35大田出版
特集「水木しげるの世界」その1
「無意識」の巨人水木しげる20000字インタビュー
赤田−諸星大二郎なんて読まれます?
水木−う〜ん、あれも悪かないですよ。
赤田−『妖怪ハンター』とか。
水木−あれもね、一回半分読んだけどね…面白いと思ったけど。
    だけど、やっぱりつげさんですよ。