一昨日の梅田紀伊國屋書店であった『読書で離婚を考えた』のトーク&サイン会に参加してきた
覚えている限りで面白かった話題として

・円城は書名に関して余り肯定的でない様子「離婚なんてタイトルにして本当に離婚したら縁起が悪い」
・円城「僕は『ソラリスでバトルロワイヤル』とかがいいかなと」
・田辺の方は連載を楽しい思い出のように語っているが円城は「心に深い傷を負った」
・趣味は余り共有しておらず夫婦の話題は下ネタが多め
・田辺「二人で漫画家の描くパンティーについて考察する連載はどうかと話し合った」円城「あなたが勝手に言い出しただけでしょ」
・円城「パンティーにフリルとかがついてる意味がわからない」
・円城「パンティーについてまじめに語り合うって、そんな『静かなるドン』みたいな」田辺「『静かなるドン』の主人公が下着デザイナーって情報、共有できてる?」
・次にどんな企画をするかという話で、リレーで官能小説を書こうと田辺が提案。円城「僕の負担が大きすぎる。フェアじゃない」
・そこから派生して、田辺が原案で村上春樹に官能小説を書いてもらおうという話に。円城「幻冬舎でも40万部は堅い。『騎士団長殺し』なんか目じゃない」
・今後について。円城「新潮での連載が来年まで終わらなさそうで困ってる。あと、創元からも単行本が出る事になってるけど原稿を送らないから出ない」
・「自分はほっとくとどんどん地味な仕事ばかりをやりたがる。今は土佐日記の現代語訳とかをやりたい。土佐日記は仮名表現を普及させた功績のある作品なので漢字表記で現代語訳すると先祖帰りみたいになるので全部ひらがなで訳すとかを考えてる」