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>>787
人間、自分に理解できないものは目に入っても覚えられない
近刊予定にいくら同時代作品が入っていてもスルーしているのは自分だという自覚を持とう バラード短編全集5巻の日本版巻末特別寄稿はウィリアム・ギブスンとのこと
https://twitter.com/dempow/status/956461909078781952
ギブスンの新作はもうハヤカワも角川もさっぱり出してくれないので創元から出してくれないだろうか へー、原書で読んで出すべきだと確信できたんだ
すごーい ん?逆じゃない? 原書が読めないから翻訳を出してほしいということだと思う ギブスンまだ出してるのか
ニール・スティーヴンスンとか出てきたからすっかり影薄くなってるけど >>794
おもしろいかどうかもわからないのに名前だけで出せと言うマニア 世界にあまたの未訳のSFがあり、その中にいくつもの素晴らしい物語が僕に読まれるのを待っているという夢を見た バラード短編全集自体、それほど売れるとは思えないマニア向けの本。
しかも、そこに目玉としてウィリアム・ギブスンへ解説の原稿依頼する訳だから
「本当に解説の原稿依頼だけ? 彼の新作出版の話は出てないの?」 という
期待感を持つ人が出るのも当然だろうと思う。
一方、バラードに話を戻すと、バラード短編全集の版権は意外と安く手に入った
のではないかと自分はニラんでいる。
というのも、原本は The Complete Stories of J. G. Ballard という一冊本なので
この本1冊の版権でバラードの短編98作が手に入るのだとすれば、かなり割安
だったろうと予想しているため。(だから東京創元社も出す気になったのでは)
ただし、翻訳の単行本が高額なのは、日本ではバラードの短編集など購入する
読者は少ないため。
さらに、東京創元社としては、主なターゲットを図書館に絞っているんでしょうね。
図書館というのは、こうしたセットになった豪華本の方が(書棚の見栄えも良いし)
購入してもらいやすい市場となっています。
そのため、「バラード短編全集」というかたちで出版することで、全国の図書館へ
5冊セットで売り込めるなら、これはなかなか美味しい商売となるわけです。
実際、いま調べてみたら、図書の購入には渋いうちの市立図書館でも購入されて
いるし、みなさんも地元の図書館を検索しここで報告してもらえば、予想外に購入
している図書館が多いという結果になりそうな気がします。
The Complete Stories of J. G. Ballard 1,216ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B007HXFCYM 「内部の真実」が250ページで900円(税込み970円)もしたんだけど
初刷りだけで回収する気満々なんだね
創元、やばいのか >>799
そんなんでヤバいとか言っちゃうのはヤバい やばいは冗談だけど、創元文庫の翻訳物が高いというのは
書店員さんでも言ってるくらいなんだよね
「内部の真実」は日本の旧作だしで少しおかしいと思ったのよ
本が貴重品に戻る日も近いということなのかw 創元は冊数の売り上げ落ちてるから値段上げて売り上げ確保してるんだよ
同じシャーロック・ホームズの冒険が
新潮だと594円 角川だと596円 創元だと972円 光文社だと905円 創元は売れ線の翻訳が少ないからしょうがないんじゃね
初めから部数でないのを見越して高めになってるんでしょ
早川みたいに文字数減らしてページ水増しすりゃいいのに
そのほうが読みやすいし そういえば奇想コレクションだったベスターが創元から出てたな
河出は自分のとこからいくつか文庫化してるのに、これはいらなかったのかな? 早川なんて火星の人を映画化された2年後くらいに二分冊で出してるからな >>803,805
創元推理文庫のホームズ・シリーズは、深町さんの翻訳が完了したとき
電子書籍の大幅値引セールがあったので、そのとき買いそろえた
ちなみにホームズの冒険は351円だった >>808
適当なこと言うなよ
映画公開の少し前に分冊化して出し直したんだよ >>802
旧作といっても日影丈吉は著作権まだ切れてないからこんなもんだろ
マニア向けだし 新潮とかと比べれば高いのは確かだけど
創元早川ならあれぐらいの値段は別に珍しくないな >>810
最初に一冊で出した二年後くらいだろう映画化は 「映画化された2年後」だと映画からさらに2年と読めるでしょって話では
実際は2年どころか1年半も空いてなかったけど まあ、映画化の話があって翻訳したものの
映画化が立ち消えて、引きが弱いと塩漬けになってるような小説もあるそうだから
そういう二度おいしい成功例が出るのはいいことだ バラードの「ハロー、アメリカ」は映画化の話が進んでいる
それもあって復刊するんだろうね >>815
アスペクトがものすげぇ力入れて翻訳出版した
「オルタードカーボン」(2005年/ハードカバー)は
当時から映画化!って謳ってたけど、やっと今年2018年の2月2日から
ネットフリックスの看板賭けたオリジナルドラマとして放映だったり。
三部作なのに二巻まではハードカバー、三巻は文庫。
しかも、三巻時に一巻だけ文庫化だからハードは1、2。文庫は1、3で棚で揃わないと来た。
(まぁ、原作がいま放映でプレミアついてるから再販すんだろうけど) 「オルタードカーボン」ドラマ化したのかw
ネトフリはドラマに2億ドルとか掛けるから頭おかしい
ハードカバーじゃなくて2冊組ソフトカバーね >>820
一巻二巻まではハードカバー…というか箱入りソフトカバー上下セットで出てたのが
三巻から…というか三巻だけ文庫で出たので、その時一巻だけ同時に文庫化。
おかげで「ブロークンエンジェル」(二巻)は文庫版が存在していない。
ネトフリのドラマ化「オルタードカーボン」のCM動画
https://youtu.be/hWQ-qM6pPi8 都市部大手書店勤めの身から言わせてもらえば
映画化・ドラマ化の原作小説はブロックバスターか地上波でない限りまず売上に貢献しない
あとほんとに原作しか売れない(その著者の別作品さえ売れない)
ミニシアター系なんかはその映画館の近くの書店ならコーナーつくれば売れるけど
それ以外はほぼ影響なくて普通の新刊と同じ
大抵の映画化原作は売れてる作品しか記憶に残らないから効果あるように思ってる人多いけど
最近だと『ミス・ペレグリン』の2巻目とか『サークル』とか全然話題にならなかったろ?
そういうもの あと映画化権が売れてても実現しない作品が掃いて捨てるほどあることなんて常識で
翻訳版権を検討する出版社側は当然知ってて賑やかし程度にしか考えてないはず……と思うが
最近の早川の新作SFは(新規作家については)映画化権が決まってるものばっかりなんだよな
『火星の人』みたいにどれか一本でも当たりが出れば元が取れるという戦略かねえ 本当に近々映像化するつもりで買う映画化権もあるけど
将来そのジャンルのブームの波がきたときの為とか
映像化するつもりがなくても他社に取られないように抑えてるだけのものとか
最初から塩漬け確定してるものがほとんどだよ 増田まもるのTwitterによればバラード『千年紀の民』も文庫化する模様 バラード全集購入特典のトートバッグデザイン公表されてる? ハリーオーガストおもれー
途中からジジイBLになってきゅんきゅんくる 『SFが読みたい! 2018年版』掲載の刊行予定、
ほぼ>>780-781で既出だがその他に『山野浩一SF全時評』が予定 スタートボタンを押してください、全訳じゃないのかな。原著の半分くらいっぽい? >>830
目次出てるよ
半分くらいの抄録
もともとゲームシナリオ系のメンツと作家メンツで半々くらいだったが
ほぼ前者は削られている
権利の問題があったのかもしれないが
内容的にも原書パラパラ読んだ感じだと妥当な選択じゃないかな
作家のうちユーン・ハ・リーとかキャサリン・ヴァレンテは入れてもよかったかもしれないが
前者はシリーズものだし後者はあんまりよくないと思う(とあるゲーム都市伝説の元ネタ化しているが) 4月の近刊案内
◇『ダークネット・ダイヴ』サチ・ロイド/鍛治靖子訳
Momentum
年始の刊行予定では『モメンタム』となっていた作品
http://www.webmysteries.jp/topic/kakushidamasf2018.html 紹介みると、なんか創元よりハーパーBooksあたりが出しそうな本だな ハーパーはなんであんなにYAばっかり出してるのかな 「スチームガール」ようやく読了。
邦題と表紙絵と紹介文から
美少女が蒸気機関式のパワードスーツで戦う話
のように見えたけど
そういうシーンは数ページしかない。
実質的には娼婦とギャングの抗争ものでSF要素はほとんどない。
小説としてはそれなりに面白いんだけど騙された感は否めない。 >>835
出たよ相変わらずの「これはSFではない」 あれはパワードスーツじゃなくて縫製用の機械なんだよな。
邦訳ではミシンと訳してる。 そうだよな宇宙と宇宙人が出ないならSFじゃねーよな SFというのは「すこしふしぎ」の略だから、大抵の小説はSFだよ sf板で悪いけど
都筑道夫の退職刑事三冊づつくらいの合本で出ないかな〜
sfもの出してくれて感謝してますからお願いします〜 全6冊で出してるのにわざわざ合本で出し直す可能性は低いんじゃないのか そんなオーダーメイドな仕様を勝手に願望したところで
実現する見込みはほとんどなかろうに。
直接、手紙で要望しなさいよ。 創元の退職刑事、1巻だけ在庫ありなんだよね
日下三蔵がまたどこかで企画通すんじゃないか
需要が一段落しているとは思うけど、創元版でさえ15年前だし >>840
かなり最初のほうでシンガー社製ってことが明記してあるのに
縫製用のミシンだとわからない読者がけっこう多いようでびっくりした
念のため原文を確認してみても当然ながらsewing machineだったよ 「スチームガール」の表紙は、パワースーツみたいな絵で明らかにSFファンの誤解を狙ってるね
https://www.amazon.co.jp/dp/B0767DF5P4
一方、原書の表紙は、ちゃんとSFファンが誤解しないような絵になっている
https://www.amazon.co.jp/dp/B00LRWIDK4 「騙される」とか言ってて恥ずかしいと思うんだが
自分はカバーと帯とあらすじしか読んでませんって告白してるようなもん 買うときってカバーと帯とあらすじしか見ないでしょ
本文読むとしても2、3ページじゃない? >>851
カバーと帯とあらすじで騙そうとしてることに苦言を呈してるのに、お前はなに頓珍漢なこと言ってんの? 短文も誤読するほどの読解力の人が小説版にいること自体が不思議 表紙で釣るのは今に始まったことじゃないけど
目先の売り上げだけの為に結果的にSFファンを減少させた罪は大きい >>855
そんなのいっぱいいるで〜
最近は誤読と云うよりアスペっぽいのが多いけど 人物の鼻の穴と目尻目頭を描かない絵が表紙の小説は買わないことが多い ラファティ、ネビュラ賞のファイナリストに挙がってるやん!
ニューヨークよろよろ歩きエロ面白かったし挙がってるやつも頼むよ創元頑張っちくり >>861
「SFが読みたい」の刊行予定に入ってたでしょ
「六つの航跡」だったかな? サラファーンの星完結編5月に出るのすごく楽しみ!
上下分冊で両方今までのより1.5倍くらいの値段するから、ボリュームもかなりありそう
最近は乾石さんといい、国産ファンタジーもいいのが多くて嬉しい >>856
主語がでかいぞ
× SFファンを減少させた
◯ボクちゃんの好みにあわせてくれまちぇーん あとがきぐらいは読んでから買うが、それでもだまされたことは数知れず。
それでも繰り返しているうちに地雷は判るようになる。
最近はネットレビューである程度判断できるし。 改変歴史の架空世界での出来事を扱っていても
“これはSFじゃない騙された”っていうのは浸透と拡散なのか
それとも中坊の俺がディック読んでこれはSFじゃない!言ってたのとおなじ
まだ趣を理解できる域に達していない人、どっちなのかね。
「ねじまき少女」みたいに「話がつまらない」とか
「いや、その設定でも世界はこうはならないからSFとして無理あるだろ」とかの感想なら
まだわかるんだが。 SFじゃないっていうのは、要するに
アイデアに独創性なくてツマランという感想だろう
何を愉しむかは人それぞれだからそういう感想があってもいい >>865
ネットのレビューこそ、「読んでみたら全然違うじゃないか」っていうのが多いよ
特にSFは少数しかレビューつかないのも多いし、個人的にはあとがきの方がまだ役に立つと思う 増田まもる@m_mamoru
2011年に東京創元社から刊行されましたJ・G・バラードの『千年紀の民』ですが、
このたび『ミレニアム・ピープル』と改題して文庫化することが決まりましたので、
ただいま徹底的な校正にとりくんでおります。
刊行時期が決まりましたら、あらためてお知らせいたします。 去年出た年刊傑作選読んだけど
同人誌から取ってきたのがつまんなくてげんなりした
箸休め的ショートショートも必要だろうがちょっと多い >>867
そんならそれで「アイデアに独創性がない」って書けばいいところを
「これはSFじゃない」などと無根拠にマウント取りに行くから
SFファンは閉鎖的で近寄りたくないって言われるんだよ 独創性というより、
根拠なく人が蘇る話 →SFじゃない
根拠なく人が蘇るせいで混乱する社会を描いた話 →SF
みたいなことじゃないのか? 根拠なく人が蘇るせいで混乱する社会を描いた話
でも話題は主人公の周囲3メートルじゃないと受け付けない人々 わたしの本当の子どもたち、なんだこのラスト!
ちゃんとオチつけろや途中まで面白いのに! 6月の近刊
【創元推理文庫】(国内ファンタジイ)
◇『魔導の黎明』佐藤さくら
【創元SF文庫】(海外SF)
◇『巨神覚醒(上下)』シルヴァン・ヌーヴェル/佐田千織訳
Waking Gods
◇『ミレニアム・ピープル』J・G・バラード/増田まもる訳
Millennium People
【創元SF文庫】(国内SF)
◇『年刊日本SF傑作選2018年版』大森望・日下三蔵編 >>876
一応書いておくと年刊日本SF傑作選は取り消し。再送されたメルマガから消えていた。 >>877
いや、再送分では収録予定作品の内訳が削除されてただけで刊行予定そのものはあるぞ 新刊ライナップ、毎回のことながらひっそりしてるよね
隠花植物みたい 文庫版の字が小さすぎる。
早川くらいにはしてほしい。 慣れるとトールサイズの方がずっしりしてて良くない? ハヤカワ用カバーと他の文庫本カバーと2種類使ってるよ
ハヤカワ用は平凡社ライブラリーにも使えるのだ >>886
俺も持った感じはハヤカワの方が好きかも
最近のなら文字の大きさは大丈夫かな
ただ、古い創元文庫見ると、文字小せえっ!って思うのは確かだ 昔の文庫は詰め込んるよね
1ページ22行とか
講談社も売れ筋のリー・チャイルドが292ページ上下巻、各920円だから
創元だけが高いわけじゃないのね
早川の翻訳本が1割以上安いのはなぜ? >>883
余計なことしなくていいよ。ハヤカワみたいに変に間延びした読み辛いレイアウトにされたらたまらん。
電子書籍でフォントサイズを好みの大きさにするのがオススメ。
>>886
厚くて邪魔。手持ちのブックカバーが使えないのが致命的。
シリーズ物の途中で判型を変えたから本棚に並べると凸凹になる。あまりにも醜くて捨てたくなる。 なんか最近新版で題名がちょっと違うのが多いような。
「悪女イブ」ー>「悪女イヴ」
「カナリヤ殺人事件」ー>「カナリア殺人事件」
「ギリシア棺の謎」ー>「ギリシャ棺の謎」 >>891
そんなこと言ってられるのは若い内だけ。
40半ばから50に差し掛かる頃には老眼入ってきて、普通にデカイ文字がよくなる。 並べられる本棚があるのはうらやましい
一部屋平積みで埋まってから判型違いは無問題
てか、自分用ブックカバーを使ってる人がそれなりにいて驚いた >>895
いろんな事情で電子化されないのもあるからじゃない?
>>896
うちも平積みだ
仮に並べられるだけの容量の本棚があっても、
新しい本を買うたびに移動させて並べ直す労力をかけられる気がしないけど 並べなおす必要はない。読んだ順に並べていけばいい
壁一面天井までの本棚は憧れる・・・ >>895
コージー寄りの創元推理の旧刊なんてほぼほぼ電子化諦めてるわ…
自炊しかないんだろうか うち箱詰めで積んでるから判型はちゃんとわけないと変な隙間ができてデッドスペースになるんだよなぁ
気分はテトリスだけど消えてもらうと困る… ともかく本の電子化は進むだろう。
問題はどれだけ早く進むかだ。
最初は電子書籍のみがデフォルト、注文がないと紙製書籍は作られないなんて時代がそのうちくる。
10年後ぐらいか? 海外でも物体としての本の需要があるからね
電子書籍のみにはならないと思う
低価格帯の日本の文庫・新書は完全電子化されそうだけど
電子化しても出版コストは下がらないから
電子書籍をAmazonキンドルや楽天Koboで販売する場合は、
リアル書店と同等のマージン(手数料)を要求される。
Amazonキンドルや楽天Koboを通さずに、App StoreやGoogle Play ストア直下で
電子書籍を販売したとしても、同じく3割の手数料をAppleやGoogleに支払う必要がある。
http://www.kotsulog.com/entry/2017/07/06/173000 電子書籍を安く売るためには再販制度撤廃が必要
撤廃したら、創元みたいな1冊あたりの販売部数が少ない出版社は潰れる
なので業界保護のために撤廃できず電子版の価格は同じで、普及しにくい
電子版があたり前な年齢層は、本をあまり買わないから
完全電子化の前に、創元みたいな出版社は早晩消えてくんじゃないか… >>906
講談社の漫画はkindle版の方が紙より安い(例えば山本直樹の『レッド』は電子は紙の半額)が、あれが可能なら別に再販制度撤廃する必要ないんじゃないか? それは講談社だからできるんじゃないの
少部数でやってく出版社はきついんじゃないかな ごめん、電子書籍は再販制度の適用外でした
ただAmazonのkindle版が安いのは、将来の市場独占率を上げるために
出版元の利益率はそのままで、Amazonが自分の取り分を減らしているからだと思う
何度も出てきた話題だけど、創元や早川に限っていえば
出版社を通さずに、まともな翻訳者が担当した作品が読み手にとどく環境が整うかどうかじゃない
整えば中小出版社は潰れるだろうし、無理なら生き残ると思う
超訳とか変な機械訳は、やっぱり淘汰されてるし 電子書籍が絶版にならないならいいけどね。紙の本は絶版になっても流通で残ってるか、古書というのもあるし、どこかの図書館に蔵書として収められるだろうし 電子書籍として配信できる状態にしているだけで
費用が発生する場合もあるんじゃないかな?
そうすると売れないものはやはり配信停止=絶版扱いになるだろう。 電子書籍の場合、本が売れたさいの配信と(カード会社の)決算処理に一番お金が掛かる
Amazonなど1GB月額10円でサーバーをレンタルしてるくらいだから、電子書籍をサーバ上に
置くだけなら、テキストベースの本1000冊なら月10円のコストもかかっていないと思う
(マンガのようにファイルサイズの大きな本は、別途通信料が加算されていると思うけど)
これから長い目で見ていくと、紙本では絶版になっても電子書籍で残る本が増えて行くと思う 紙の本でもそうだけど1つの作品は1つの出版社からしか発売されない
これは作家との間で独占販売契約を結んでるからでその費用はタダではない
売れないタイトルにおいては物理的な維持費よりライセンス費用が嵩んでくるはず
だから売れないと判断したものは契約終了という形で絶版扱いになる >>913
> 紙の本でもそうだけど1つの作品は1つの出版社からしか発売されない
そんなことないよ
小松左京の「日本沈没」など、光文社、小学館、文藝春秋の3社から出ているし、
赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズも、角川と光文社2社から出ている ほかに、沼野充義訳『ソラリス』が単行本・国書刊行会、文庫本・早川書房で出てるね
国書刊行会とは単行本だけの契約で、文庫本の契約は別だったから出せたとか 紙本は最終的にはコレクターズ・アイテムになるんだろうね
ユニクロのコラム小説でNYの富豪が、インテリアの一部として部屋に合う
古書2000冊をバイヤーに発注するってのがあったけど 本のデザインは、ここに情報がありますという意味のアイコンになるんだろうな
フロッピーディスク使わないけど情報の保存のアイコンになってるみたいに 今でもpdfから製本するサービスあるけど
Kindleを基本にして希望者には製本して送ってくれるサービスをAmazonが始めれば >>918
装丁とか指定してな
いいアイデアだと思う オンデマンドは基本的にコピーと同じだからなあ。
長期的な保管に向かない時点で本好きにはちょっとと思うな。
オフセット印刷でないと。 つまり、長期的な保管に向く製本をするサービスがあればいい? >>923
それが現実的なコストで出来るのなら、すごく欲しいね。 >>922
90年代のレーザープリンタ(コピー)製本した技術書が
まだそこで黒々してるから、日光に晒さなきゃ普通に長持ちするんじゃね? >>926,927
紙は?
オンデマンド用にいい紙つかってたりするのかな。 洋書だと、一定の需要のある本は、オンデマンドで復刻したようなペーパーバックが
出版社からふつうに出ている
その手の本の場合、コピー紙みたいな紙を使っているため、一般のペーパーバック
よりも紙質の劣化が少ない (そして本が重い) 柳下毅一郎
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1285853823/
583 吾輩は名無しである 2016/10/19(水) 20:12:23.57 ID:CR7CWJfl
ラファティとかジーン・ウルフとか、好きな作家をこいつが訳し始めてからウンザリ
評論は面白いんだけどね・・日本語のセンスが絶望的に足りてないというか
比較対象がどうしても浅倉伊藤、岡部辺りになることを考慮しなくても酷すぎる バラード短編集をそろえたいが高いので思案中
初版で消えそうだしなあ バラードの破滅3部作って続き物?
沈んだ世界から読んだ方がいいのか? 結晶世界を買った後に3部作と呼ばれてるの知ったんだが
じゃあ別にそのまま読めばいいか アフリカーナ(混血白人)ちゃんと直ってる?
古い訳でアフリカ人アフリカ人連呼されて
うぉぉぉ違ぇ!って昔なった。 バラード短編集5冊まとめて買ったら2万
店頭ではだんだん数を絞られたのか4巻二冊5巻一冊しかなかった
もしかしたら印刷部数も少なくしてるかもしれんので後から探しても品薄な巻が発生するかも
1巻ばかり五、六冊あったがそろそろ状態はよろしくない
風俗行ったつもりで揃えたわ 7月
【創元推理文庫】(国内ファンタジイ)
◇『猫の姫、狩りをする 妖怪の子預かります6』廣嶋玲子
【創元SF文庫】(海外SF)
◇『トリフィド時代【新訳版】』ジョン・ウィンダム/中村融訳
The Day of The Triffids 食人植物の恐怖、新訳ってすごいね
他に訳す本がないのか
古典だけども 北原尚彦@『シャーロック・ホームズの蒐集』3/22発売@naohikoKITAHARA
数年がかりで訳してたキム・ニューマン『モリアーティ秘録(仮)』、
ようやく終わったので東京創元社から出ます。早ければ年内。
モリアーティの犯罪録を相棒モラン大佐が語るのですが、
そこはニューマンなので色んなヴィランがぞろぞろ登場して
ピカレスク版『ドラキュラ紀元』な趣ですよ。乞う御期待!
キム・ニューマン『モリアーティ秘録(仮)』、
第一章は『緋色の研究』×グレイ『ユタの流れ者』、
第二章は「ボヘミアの醜聞」×ホープ『ゼンダ城の虜』、
第三章は「赤毛連盟」+ウェルズ『宇宙戦争』
……といった感じですよ! 乞う御期待! >>943
「ドラキュラ紀元」が他社にいっちゃったけど、こういったクロスオバー的作品はいいね。
「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」とか「シャーロック・ホームズ アフリカの冒険」とか。
ファーマーの「ターザンは生きている」「ドック・サヴェッジ――その黙示録的な生涯」とか 「巨神覚醒」のカバーが来たね。
あらすじを読むと、横山光輝チックな雰囲気。 >>945
帯で膝が見えない
逆に曲がる間接をどう描いたのかが気になる 巨神覚醒、ググってみても覚せい剤のことしかヒットせず、
おかしいなと思ってよーくみたら間違えて
『巨人覚醒』とタイプしてた。 >>947
こんな感じなのか
確かに人間が中に入るのは無理だけど
バルキリーのガウォーク形態の膝みたいな鳥足を想像してた ベスターの「イヴのいないアダム」をようやく読み始めたんだけど、やっぱりいいね。
相変わらずエキセントリックで、何て言うか漫画的な語り口が他には無い魅力だと思う。
今後とも読まれ続けて欲しいものだ。 創元から「トリフィド時代」の新訳が出るんだな。
ウィンダムは「海竜めざめる」は何とか読破したんだけど、
「トリフィド時代」はダラダラ長いわ辛気臭いわで挫折したままだわ…。 「海竜めざめる」 はイギリス版とアメリカ版とで結末が異なっていて、
日本語訳はアメリカ版に基づいている。
イギリス版による新訳がでないかなと思ってるんだが。 海外SFは最近またグダグダで長いだけの前後巻が増えてきた気がする…
シンプルでスパッと短時間で一気に読ませるような新作長編が読みたい。 >>959
そう?
50年代黄金期の作品と比較したら、明らかに文章量は多いでしょ? >>958
最初からシリーズ前提の作品が増えてる気がするね
そして続きが邦訳されないものも...
「巨獣めざめる」とか「道を視る少年」とか待ってるんだけど ヌーヴェルも三部作だっけ
ちゃんと最後まで出してね創元! もともと最近は長くなってるという問題提起に50年代持ち出したわけだから
いくらなんでも「最近」のスパンが長すぎる
せめて10年前と比べてよ 10年前がどうかは知らんが一時期に比べたら、短くなってないかな。
スティーブンキングとその周辺というか、やたら重厚長大が持て囃された時期よりは短くなってるだろ? 1冊あたりのページ数が薄い分冊化は増えたけどね
一昔前は各冊も厚かった >>958 は分冊を嘆いているの? それともシリーズ前提の刊行を嘆いているの?
分冊はともかくシリーズ前提は増えてきてるよね。叛逆航路も最初から三部作だったしなー
個人的には、この傾向はあまり好きになれない。 自分も海外作品のシリーズ化は苦々しい気分で見ている
呆れて苦笑してしまうのは、英語圏の場合、電子書籍などで自費出版デビューする
新人たちでさえも、みーんなシリーズ化を前提に書いていること
ミステリーなど、同じ探偵でシリーズ化するならともかく、どこの馬の骨とも知れない
新人の作品が続きものだったりすると、「完結させてから本を出せ!」と言いたくなる 一応フォローしておきますと、叛逆航路の作品自身はとても楽しめました。
>>969
どこかで読んだ気がするのですが、出版社 (編集者) が最初からシリーズ前提での執筆を作者に依頼することが多いのだそうです。
素朴に、その理由がまったく分かりませんね…… 通勤時間に読む日本と比べてアメリカは飛行機で読むから長いものが好まれる
更に国内で時差があるので電話サポート業務とかで夜勤も多いのでやっぱり長いものが好まれる 売れた三部作こんな感想だわ
ハンガーゲーム→最後がうんち
ダイバージェンス→最後がうんち
メイズランナー→最後がうんち
レッドライジング→最後まで神
巨神シリーズは評判良さげね
訳頑張ってくれ よくそんな米版ラノベを最後まで全部読んだね
連中体力あるからラノベも厚い 自分もシリーズ化前提の作品には疑問を感じるクチ。
長けりゃ面白いor価値があるってわけじゃないもんね。
今手元にある翻訳SF小説本から1950年代のを何冊か見繕ってみたけど、
「人形つかい」(1951) 「虎よ、虎よ!」(1956)「夏への扉」(1956) 「宇宙の眼」(1957)
結構内容が濃い割りには大して長くない作品が多いのね。
「宇宙の戦士」(1960)「幼年期の終り」(1956)なんか長い方だけど分冊するほどじゃないし。
1972年の作だけど「ストーカー」なんて、小ネタが豊富だから
その気になれば引き延ばそうと思えばナンボでも延ばせるけど短くてアッサリしてる。
欧米の出版界には何時頃からか「大長編でなきゃダメ」みたいな決まりでも出来たんかね? 西海岸から東海岸に行く飛行機の所要時間6時間以内に読み終わるようじゃ駄目なのよ >>974
>「大長編でなきゃダメ」みたいな決まり
もともと「ワード」単位で支払いが決まってる世界だったから
文が長い本ほど作者にお金が入るので、80年代から本の厚さがどんどん増えた。
ペイパーバックではなく高価なハードカバーで売る商法が一般化したので
3冊5冊で1つの話の大河ドラマが出版社の事情で求められた。 そんな供給サイドだけの話だけしても
根底にはアメリカ人が厚い本を求めてるという需要があるはず 需要があるはずもなにもメインがハードカバーだから価格に見合う
夜ベッドサイドとかで少しずつ読む重厚長大なものが求められ
日本のように電車でサクッと読む短編文庫文化じゃないってだけ。 大冊でもそれに見合う内容ならいいんだけどね。
中身がないのにムリヤリ引き伸ばして、
ダラダラ長いだけの冗長&冗漫な作品は御免蒙るわ。 ハードカバーなんてごく一部だけだから
ほとんどはペーパーバックオンリー 米国の場合、本の厚さやページ数は本の値段にあまり関係ないんだよね
とにかく分厚い本が安いという、日本にはない大きなメリットがあることは確か
たとえばスティーヴン・キングの作品など、ページ数が大幅に違う作品で値段が
逆転しているような本もある (本の値段はペーパーバックの定価(実売価格))
Misery P.368 $17.00 ($14.06)
The Dead Zone. P.592 $18.00 ($12.23)
11.22.63. P.753 $19.99 ($18.11)
The Stand. P.1200 $17.00 ($12.40)
It. P.1184 $19.99 ($13.52) 日本でペーパーバックが一般的じゃないのは理由があるんだろうけど
やっぱ背表紙はともかくぐにゃぐにゃなのが許せないとかそういう美意識からか
京極夏彦のながれでもっと増えてもいいのになあと思ってた 日本は再販制で委託販売制だから沢山売れる本は安くない代わりに特殊な専門書も高くないんだよ
アメリカは買い取り制だからたくさん売れる本は安いしスーパーが赤字で客寄せに売ったりもする
その代わり売れ残りリスク万引きリスクの高い専門書はやたら高い ペーパーバックって日本だと字の本はハーレクインくらいしか思いつかないけど
あれも別に安くはないから日本では一般化しないだろね
もし上製本新刊1900円の本がペーパーバック版同時発売で1000円
2年後に文庫化で700円とかだったらもしかすれば…
てかどう転んでも創元は関係ないよね
売れないから文庫でたっかいわけだから そういやハーレクインってたまに買ってないのに本屋さんが一緒に袋に入れてくれてることがあったけどあれはなかなか太っ腹なキャンペーンだな
普通に売ってるのと大差ない厚さあったし 再販制廃止しても創元の本なんて売れないわけだから結局高いままなんだろうな
売れ残り怖くておいてくれない書店がさらに増えるかも >もし上製本新刊1900円の本がペーパーバック版同時発売で1000円
早川が文庫で試してない?
日本人はカバーが付いてないとダメなんだろうけど 銀背はビニールカバーはずせばペーパーバックといっていい
それを言うなら文庫本もだが
それで値段が半額になるわけでもあるまいし何の得があるのって感じ 日本だと印刷所にペーパーバックのラインがないだろうから
印刷費が文庫より高くつきそう いやカバーつけなきゃいいだけだしさすがにそれはないだろ。
カバー刷らなくていいんだから アメリカのペーパーバックって紙質悪いし背表紙割れるし雑誌みたいなものでしょ
SFマガジンとかと同じように刷ればいいだけのこと
いくらか安くは出来るだろうけど保存に適さないものを日本人が買うかどうか 講談社の文庫サイズの雑誌があるけど文庫が
全部ああなってちょっと値段が安くなったからといって
売れるとはとても思えないな
誰も得しないんじゃないか 印刷よりも書店の棚に収まるかどうかが問題
たいして売れないくせに単行本コーナーにしか入らないようじゃ嫌われて即日返品される
ハヤカワの銀背も中小書店からは追放されてる ハヤカワの文庫はいつ頃からか背が高くなって
ブックオフなんかでは横倒しにされてるな
アレ一体誰得なんだか >>996
文字を大きくした影響なんだろうけど
読者が高齢化してることへの配慮じゃね?
書店でもブックカバーを別に用意しなきゃだしデメリットの方が大きいよね 文庫1冊だけ買ってカバーつけるか聞かれたからうっかり頷いたらトールサイズだからカバー一から折っててちょっと申し訳なかったわ このスレッドは1000を超えました。
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