河出文庫のサラマーゴ『白の闇』を読んでる。本屋の書評コーナー(新聞なんかで
取り上げられた本)で見かけて買った。

まだ途中だが、怖いなあ。失明がどんどん感染していく世界。強度の近視なので
見えない不安や怖さは他人ごとではなく、人々がどうなっていくのかびくびくしながら
読んでいる(希望をもった終り方にはならない気がする)。

現実の世界(新型コロナ)に少し通じるところがあるようにも思うが、3月に出た本なのに
アマでは品切れしてる様子。